東京花展(日本橋三越本店)

明日花を咲かせるかもしれない蕾、
明日少し上を向くかもしれない枝先から
私たちは、未来への展望を感じることができます。
華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好をはじめ
関東地区で活躍する池坊の華道家約500名による作品を展示します。
会期 | 2016年9月7日(水)~12日(月) |
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会場 | 日本橋三越本店 本館7階ギャラリー |
ご入場時間 | 午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場) |
入場料 | 900円【税込】※高校生以下無料 ※お着物でご入場いただいた方は入場無料 |
後援 | 朝日新聞社/産経新聞社/日本経済新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/東京新聞 |
東京花展の見どころ
家元、次期家元の大作を展示
「新風のきざし」をテーマに、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好、池坊専宗をはじめ、関東甲信越で活躍する約500名の池坊の華道家たちが一堂に集まり、いけばな作品を展示します。


特別展示 映画「花戦さ」製作記念『初代専好の花』
戦国時代の家元、三十一世池坊専好(初代)が生けた伝説のいけばな“前田邸の大砂之物”の歴史ストーリーを描いた映画「花戦さ」が製作中です。550年以上続く池坊の歴史の中で、池坊を発展に導いたのが、三代にわたる専好でした。昨年、次期家元が池坊専好を襲名。本花展では、初代専好の花を、史料をもとに復元展示します。
空間を創造するいけばな
池坊のいけばながこれまで発展してきたのは、いけばなが日常の暮らしの中に取り入れられたことにあります。室町時代、床の間に飾られた「いけばな」は時代の移り変わりや建築様式とともに、変遷してきました。テーブルに飾る、壁にかける、上から吊るなど、現在の暮らしに調和したいけばな作品を紹介します。

正風体・新風体コーナー
「立花」と「生花」には、「正風体」と「新風体」があります。本コーナーでは、伝統的な型をもつ「正風体」と、当代家元池坊専永が時代背景に即した花形として発表した「新風体」を紹介します。550年以上の歴史をもつ池坊がこれまで受け継いできた、様式の美を堪能してください。

学生コーナー
現在、全国の幼稚園・保育園~大学において、数多くの児童・生徒・学生が池坊いけばなを学んでいます。いけばなを通して、歴史や文化を味わい楽しむことはもちろん、命の重み、思いやりや感謝する気持ち、探究心や創造力を育むことができます。まさにお花を通した心の教育です。今回、池坊いけばなを学ぶ約150名の学生達が集まります。日頃のお稽古の成果を、また、それぞれの想いがこもった作品をぜひお楽しみください。

いけばなの根源 池坊展 2016年の開催日程
東京花展 | 9月7日(水)~ 12日(月) 会場:日本橋三越本店 |
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名古屋花展 | 9月14日(水)~ 19日(月・祝) 会場:松坂屋名古屋店 |
福岡花展 | 10月5日(水)~ 10日(月・祝) 会場:岩田屋本店 |
旧七夕会池坊全国華道展 | 11月9日(水) ~ 14日(月) 会場:京都髙島屋 |
11月11日(金) ~ 14日(月) 会場:京都・池坊 |