第12回 学校華道インターネット花展 ポスターデザイン 受賞発表

多数のご応募ありがとうございました。厳正な審査選考のうえ、最優秀賞1作品、入選5作品が決定しました!


ポスターデザイン募集要綱


最優秀賞

バンタンデザイン研究所(東京都)
DSグラフィックデザイン専攻
佐藤真利江 さん

応募者のコメント
(作品のコメント)
シンプルに、何かストーリー性を感じるようなものを作りたいと思い、今回の作品を作りました。
“Be Creative”というフレーズは、生み出すという意味合いを込めました。
いわゆる生け花で生ける“花”ではなく、“芽”を描いたのは、これから育ってゆく花への期待と、想像力への期待を表現しました。

(受賞後のコメント)
デザインのコンクールに応募したのは初めてなので、まさか最優秀賞を受賞するとは思いませんでした。
本当に嬉しいです。
これからもたくさん勉強して、いろいろなデザインに挑戦したいと思います。


選者のコメント
童話の世界を感じさせるような明るく、ポップな印象の素晴らしい作品です。
インパクトのある黄色のバックに、芽を出した双葉、女の子が、見るものをメルヘンの世界に引き込むようで、色遣いのバランスもよく仕上がっています。
また、“Be Creative”というフレーズも前向きな印象で、たいへんよかったと思います。
最優秀賞おめでとうございました。
(次期家元 池坊由紀より)


※ 最優秀賞受賞作品は、ポスター・チラシ等の図案として使用します。


入選
宮城大学(宮城県)
3年
大沢佳祐 さん
応募者のコメント
人の発想や創造力がふくらむほど、いける花も様々な形へとふくらんでいきます。ふくらみ。その言葉には期待や希望、創造力の豊かさが感じられます。それが華道の魅力なのではないでしょうか。
華道には様々な様式や歴史がありますが、まずはその魅力に気づいてもらうことでたくさんの人たちが華道に関心を持ってくれると嬉しいです。
選者のコメント
独特のアイテムを大小ちりばめ、大きさを変えることで動きが感じられる作品です。また敢えて赤色の単色で描かれているところも個性的です。
入選おめでとうございます。
(次期家元 池坊由紀より)
武蔵野美術大学大学院(東京都)
修士1年
大沼駿 さん
応募者のコメント
生け花というと一見すると、華やかな印象を想像させます。しかし、その背景には利休が完成させた茶の世界へ通ずるところがあり、そこには侘びの美が存在します。生け花の精神性というものを、墨画によって描きました。
また、「花、思い」というキャッチコピーにも、簡素さや花を生ける際のその場の凛とした空間の間を表現しています。
選者のコメント
水墨画のような非常にシンプルな中にも、しっかりとしたものを感じさせる作品です。
濃淡が奥行きを感じさせ、想像力を膨らませます。
入選おめでとうございます。
(次期家元 池坊由紀より)
バンタンデザイン研究所(東京都)
DSグラフィックデザイン専攻
井上このみ さん
応募者のコメント
色の華やかさをイラストで表現し、キャッチコピーに池坊の伝統の深さを込めました。
選者のコメント
たいへん色鮮やかで、様々な色をうまく配置し、見るものを楽しくさせる作品です。
ポスター以外にも使いたくなる図柄です。
入選おめでとうございます。
(次期家元 池坊由紀より)
バンタンビジュアル研究所(東京都)
2年
田崎渉 さん
応募者のコメント
もっと多くの人にいけばなを見てもらいたい、知ってもらいたいというのが、作品を作る上で芯に据えていたおもいです。
明るさ、元気をカラーとビジュアルで表現
老若男女問わず広く間口を設ける意味で英語のロゴを設置
私は花をいけることはできません。なので、「華」の字をいけることにしました。
才能溢れる個性豊かな花々を私の「華」で飾ることができれば嬉しく思います。
選者のコメント
「華」という文字を、右側に配置し、空間をうまく使っています。
色遣いもやわらかなイメージを与える作品です。
入選おめでとうございます。
(次期家元 池坊由紀より)
愛知教育大学(愛知県)
3年
石垣瑞穂 さん
応募者のコメント
インターネット花展ということで、画面から花が飛び出す様子をイメージし、紙面上で花を生けるつもりで描きました。
「温故知真」は、古きよきものを大切にしつつ真理を求めるという意味で「真」の字を用いました。
選者のコメント
学校華道インターネット花展というタイトルに合った、たいへんわかりやすい作品です。
メリハリのある色遣いもよかったと思います。
入選おめでとうございます。
(次期家元 池坊由紀より)


※ 入選作品は順不同です


【 ポスターデザイン募集総評 】
全国の学生さんから、96作品のご応募があり、誠にありがとうございました。
今回で3年目となりますが、年々応募数も増え、確実に応募作品のレベルが上がっているというのが印象です。 選考委員からは、「あいにく選考に漏れた作品の中にも、いい作品があり、惜しい」という声も聞かれました。
若い人たちの豊かな発想力、学生らしくハツラツとし、また個性的で、見るものに何かを訴えかけるような作品が選考されたのではないかと思います。
ただ、残念な事に、作品の中に開ききった花の写真が見られましたが、これはいけません。確かに見た目はキレイですが、池坊では開ききった花よりも、少し開いた花あるいは、つぼみに、これからを予感し、未来を見出すという考え方があり、そういった花が好まれます。
また、たくさんの花々を豪華絢爛に飾るようなフラワーアレンジメントとは違い、「百輪の花よりも一輪の花を尊しとする」という考え方が「池坊華道」にはあります。
こういった考え方は、次回応募される際の注意点になろうかと思います。
選考された方、おめでとうございます。これを励みに残りの学生生活を有意義に満喫し、また社会に出てからも、さらなるご活躍を期待します。 また、残念ながら選考から漏れた方、次回も挑戦してください。
来年度も第13回学校華道インターネット花展ポスターデザインコンクールを開催する予定です。学生の方であれば、どなたでも応募できます。
みんなで、「学校華道インターネット花展」を盛り上げていきましょう。 (事務局)



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