人々の心を
「いけばな」という
希望の光で照らします
池坊は幾多の厳しい時代や天災を超え、2012年「池坊中興の祖」専慶が花をいけた歴史上の記録(『碧山日録』<へきざんにちろく>)より550年という節目の年を迎えることとなりました。これはまさに師から弟子、人から人へとその心と技が継承され、時代に即したいけばなを生け続けてきたからに他なりません。
私は550年の永きにわたり、池坊華道の継承・普及に努められてきた先達に心から感謝します。
そして、このような貴重な節目の年を多くの門弟方とご一緒に迎えられる喜びと幸せを感じています。今後も池坊の「心と技」を追及するべく、邁進してまいりたいと思います。
これからの池坊には果たさなければならない使命があると感じています。現代の日本は急速な変化を遂げており、日本人の価値観も文化のあり方も大きく変わろうとしています。
池坊の先達が、時代の変化に対応し続けてきた努力と情熱を受け継ぎ、“今”という時代に広く池坊の価値を認識していただくため全力を尽くしてまいります。
そこで、この2012年を更なる未来に向け、新たな一歩を踏み出す記念の年とし、池坊華道の魅力を改めて発信する試みをいたします。お一人でも多くの方々に、池坊に触れていただける機会となることを切望いたします。




