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全国47都道府県のいけばなとは

全国いけばな作品一覧

和歌山県

訪問日 2012年1月25日(水)
訪問先 和歌山県県庁 知事室 仁坂 吉伸知事
和歌山県の花
全国訪問スケジュール

※役職名等は当時の情報です。

2012/1/26更新

『全国47都道府県のいけばな』仁坂 吉伸 和歌山県知事を表敬訪問

今回の訪問先は和歌山県。1月25日に仁坂吉伸知事を表敬訪問しました。

和歌山の県花は「梅」、県木は「ウバメガシ」。さらに和歌山県で生産が盛んな「スターチス」と秋篠宮家の悠仁さまのおしるしとして有名になった「コウヤマキ」の他、チューリップ、ラッパ水仙を取り交ぜて色鮮やかな花材の取り合わせとなりました。
花器は、「紀州焼葵窯」の窯元二代 寒川栖豊氏による「那智の滝」をイメージした特注品で、漆黒が花材を引立てます。

当日は和歌山県支部の森本逸子支部長はじめ同支部から延與久美子氏の他7名と、和歌山葵会・佐々木勝子支所長、和歌山さくらの会・尾原瞳代表、また池坊雅史事務総長が出席。 知事室入口で仁坂知事が訪問者一人一人を笑顔で出迎えてくださり、先生方の緊張もほぐれました。

最初に、森本支部長より作品について和歌山県づくしのこだわりをひとつひとつ紹介される中で、仁坂知事が特に関心を示されたのは県の木「ウバメガシ」に話が及んだ時。採取された場所をご質問され、いけられていた葉の状態から「かなり高い山の深くに分け入らないと、これだけ柔らかい葉はないですね」と生育の異なる海側と山側の両方で採取したウバメガシを使用していることを一目で見極められました。 知事のご指摘のとおり、用いた枝は、和歌山県に甚大な被害を及ぼした昨年の台風12号に負けずに残った木々を、山の奥深いところで採取したもの。お花のプロである先生方も、仁坂知事の植物に対する造詣の深さに感銘を受けておられました。

最後に仁坂知事に「梅」を一枝挿し入れて頂くと、「和歌山県の春の訪れ」をイメージしたいけばなが完成し、全員から大きな拍手。 訪問中は、仁坂知事は終始笑顔で会話も弾み楽しいひとときとなりました。

最後に「池坊PR大使」として任命された和歌山県内で華道を学ぶ樋口理奈さんと森一恵さんから 「先輩方が築いて来られた伝統を継承するために頑張ります」「いけばなはとても楽しいので、これからも頑張ります」という力強い宣言がされると、知事は真剣に耳を傾けて「お二人のような若い力で和歌山の伝統文化をますます発展させてください」と激励してくださいました。
献上した作品は、550年のパネルとともに知事室に飾って頂いています。

表敬訪問の様子 PR大使が「いけばなへの思い」を伝える
真剣な表情で作品を完成 仁坂知事から笑顔で作品のご感想
作品「和歌山県の春の訪れ」花材は梅、ウバメガシ、コウヤマキ、ラッパ水仙、チューリップ、スターチス
前列左から、延與久美子、森本逸子(和歌山県)、池坊雅史事務総長、仁坂知事
後列左から、葛城千世子(和歌山県)、佐々木勝子(和歌山葵会)、水野みちる、森一恵・樋口理奈(PR)、
尾原瞳(和歌山さくらの会)、佐古千里、森裕喜実(和歌山県)