サイトトップ > お知らせ一覧 > 池坊専好エッセイ|Vol.01 呉橘会支部90周年記念花展

家元・次期家元

2016年3月17日更新

池坊専好エッセイ|Vol.01 呉橘会支部90周年記念花展

池坊専好連載エッセイ 私であること。

 呉橘会支部創立90周年に行ってきました。前回伺ったのはなんと10年前。なぜかその時は広島駅から遠く感じられたのですが、二度目のせいでしょうか、今回は近く思われました。
 呉は海あり山ありの風光明媚なところ。10年前は江田島にも足を伸ばし、その時の鮮烈な印象が今も心に刻まれています。そしてそのような情緒溢れるところで、長い歴史を紡ぎつつもとても若い支部長が支部を切り盛りしているという、画期的・先進的な支部でもあります。

 いけばなは高度な技術を必要とするために、一人前になるのに時間がかかります。また自分だけの上達ではなく、いけばなを通しいけばな界はもとよりいろいろな方々ともお付き合いがあるため、豊かな経験も必要になってきます。歴史ある支部で支部長を務めるのは責任の大きなことですが、先輩の先生方が助け支えながら若い支部長を盛り立て、また支部長先生もその期待に応えるべき奮闘されている様子がとても心強く思えました。

 また広島といえば県下の支部長が花をいけ、花展をさらに華やかにするという、和やかで温かいこの地域ならではの文化も見受けられます。地方創生という言葉が盛んに言われるこの頃ですが、こうして伝統に立脚しつつ、着実に次の世代が育っている、そして文化を通した地域の交流が図られていることも目の当たりにし、嬉しくなりました。
 行政ならではの大きなことももちろん必要ですが、それぞれの地域のそれぞれの積み重ねの持つ意味を十分に感じました。そのひとつひとつの力こそ大切と思います。

呉橘会支部花展

功労敬老表彰の先生方。長年、いけばな発展の為に力を奮っていただいたことに、本当に感謝です。どうぞお健やかで、そしてこれからもよろしくお願い致します。

呉橘会支部花展

会場が木の床、木の椅子でほのぼのとした、優しい雰囲気。ここではお見せできないのが残念ですが、このあとの皆様の歌声も素敵でした。

呉橘会支部花展

柿沢支部長の作品。器はかなり重く、砂を入れると持ち上がらないほど。線が流動的で勢いを感じます。

呉橘会支部花展

来賓の方々と支部長と皆笑顔!何を話しているのでしょうか。

    
呉橘会支部花展

天井が高く清々しいホール。呉の様子が緞帳になり、作品に映えます。

呉橘会支部花展

中野須賀子先生の作品。桜の雄大さが表れています。席はアールになっていて、全体の中での変化となるとともに、開放感にも繋がっています。

     
呉橘会支部花展

ホール入口には様々な自由花が!どれも工夫・努力の跡が感じられました。

     

この記事を読まれた方は以下の記事も読まれています。

ページの先頭へ

サイトトップ > お知らせ > 池坊専好エッセイ|Vol.01 呉橘会支部90周年記念花展

いけばなを はじめる

はじめての方へ

はじめてQ&A、教室の探し方、お稽古をはじめたら等

いけばな教室を探す

いけばなを 知る

いけばな池坊のご案内

池坊とは、いけばなの型、いけばなの歴史等

いけばなギャラリー