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家元・次期家元

2014年10月24日更新

池坊由紀エッセイ|Vol.36 新潟県連合支部花展を訪れて

池坊由紀連載エッセイ こころのままに。

一昨日は新潟県連合花展の為に、新潟へ行ってきました。あいにくの雨のせいでしょうか、温度が下がり、とても寒く感じられます。新潟の方に言わせると、これからはこういった天気が多くなるとのこと。でも、決して否定的に捉えているのではなく、だからこそ快晴よりも心も落ち着いて、じっくり色々興味のある事に取り組めると仰っていたのが印象的でした。

新潟は南北に長い地理的条件もあり(そして佐渡は海を渡っていかなくてはなりません)、支部として歴史があり、また卓越した教授者も輩出しながら横のネットワークを作るのに時間が掛かりました。いけばなにおいては各地域の支部の活動は大切ですが、それと共に横のネットワークを構築することで共通の課題を克服したり、いけばな展を開催したりと更なる発展が期待できます。
今回はそれができたから、嬉しいことに新潟県連合支部発足15周年の記念花展です。そして会場は伊勢丹だったのですが、なんと、この新潟伊勢丹も30周年という節目の年を迎えています。ゆかりはそれだけではなく、その新潟伊勢丹開業の折に父がここで個展をしたそうです。その折の新聞も見せていただきましたが、父の若いこと!(当たり前ですが)。個展ですから、父も思う存分自分のやりたいことを意欲的に取り組んでいたのではないでしょうか。それと共にひとりで何作もいけ、ひとつの世界を作り上げる厳しさもあったことでしょう。私にとっては、色々な感慨が交錯しながらの花展となりました。また、尚より嬉しかったのは、新潟の皆さまが喜んでくださったこと。いけばなを通じて人と触れ合う、心を通い合わせる喜びをしみじみと感じました。そして心がほのぼのじんわりと、温かくなるのも感じました。

でも熱いのは私や作品出瓶されている方々だけではありません。この日曜には、花の甲子園 北信越地区大会がいよいよ開催されます。花の甲子園は全国で地区予選をしているところですが、新潟は全国で唯一、単独で地区大会を開催することになりました。出場校は県立三条東高校・県立新発田南高校・県立中条高校・県立西川竹園高校・県立巻高校・県立見附高校・県立村上高校・県立吉田高校・新発田中央高校・新潟青陵高校の計10校。高校生達は今頃、お稽古や最終打合せに余念がないのではないでしょうか。そして花の甲子園は公開で行なわれ、審査員のみならず観客の方も投票に参加できるという特徴もあります。このHPを見て下さっている皆様、新潟伊勢丹の1F正面の特設会場で10時30分からです。ぜひ、一生懸命に花に打ち込む高校生達の応援にいらしてください。

新潟県連合支部花展

実行委員長の板鼻千代子先生のご挨拶でスタートです。

新潟県連合支部花展

伊勢丹玄関入り口にもダイナミックな自由花がお出迎え。

新潟県連合支部花展

何年か前の連合支部記念花展の時の模様も、こうして分かります。

新潟県連合支部花展

花展入り口には、赤と白の大胆な立花が力強くいけてあり、黒い背景に印象的です。

    
新潟県連合支部花展

新潟上越支部の作品。色合いがきれいです。

新潟県連合支部花展

あや玉を使った可愛らしいファンタジー溢れる作品も!

     
新潟県連合支部花展

一方で立花も並び池坊の幅の広さを感じることができます。

新潟県連合支部花展

「あっ」と言っているのでしょうか。佐渡の花材を用いた緑がちの立花の前で!

     
新潟県連合支部花展

うしろ姿も撮られてしまっていました。

新潟県連合支部花展

新潟支部の松一色。力作です。

     
新潟県連合支部花展

古典生花のコーナーは、皆さんゆったり御覧になったり休憩されたり。

新潟県連合支部花展

対の作品も素敵でした。

    
新潟県連合支部花展

吊りの立花。空間を大胆に用いています。

新潟県連合支部花展

多くの方に入場していただきました。

     

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