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家元・次期家元

2014年11月04日更新

池坊由紀エッセイ|Vol.37 粉河寺での献華を終えて

池坊由紀連載エッセイ こころのままに。

この秋は献華が続いています。
この日はお天気にも恵まれ、和歌山県紀ノ川市 粉河寺へ行ってきました。行き2時間・帰り2時間の長丁場ですが、日帰りで北海道に行ったことを思うと、これくらいでは疲れません。
このお寺は周りを山に囲まれ、とても静かな環境にあります。いつも何かと雑念に捉われ、ついつい慌しく動き回っている私にとっては、こういったお寺に伺う度に自分の心と生活を戒め、もっと落ち着きなさいと諭されているような気持ちになります。
いけばな人として、自分の本職として花をいけることで、今厳しい環境や状況に置かれている人々に心の平安や希望をと始めたこの西国三十三ヶ寺献華ですが、こちらが目に見えない多くのことを与えられているように感じます。
三十三ヶ寺が終わる頃、どんな気持ちがするのでしょうか。何も変わらないような気もするし、変わってほしいような気もするし、経験をいかしていくのは自分自身なのかもしれません。

粉河寺献華

御住職、お坊さま方、和歌山県下の池坊の先生方と記念撮影。

粉河寺献華

お休みの日なのに来て下さった皆さん、ありがとうございます。

粉河寺献華

ここに鳩が・・・六角堂の鳩のようにリアルです。

粉河寺献華

旗持ち‐これはかなりの重労働です。屋根に当たらないように、通りの木々に当たらないようにいろいろ気も遣わなくてはなりませんものね。ありがとうございます。

    
粉河寺献華

立派な門を通り抜け、この門の両脇に四天王がおられます。これはとても珍しいことだそうですよ。

粉河寺献華

まずは本木(もとき)になる菊を1本。少しの傾きでみせる表情、風情が異なります。

     
粉河寺献華

いけている時はつい難しい表情になってしまいますね。いけ終わって、最後に水を差すところです。今回は菊・ななかまど・鶏頭といった、当季の美しい花を沢山用いています。

粉河寺献華

こんな刈り込まれた木が・・・これだけの大きさのものはなかなか見ません。

     

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