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2017.11.08

寛永期から続く伝統が今ここに!平成29年度 旧七夕会池坊全国華道展が開催しました

11月8日(水)、後水尾天皇が寛永期に宮中で催した七夕の立花会に由来を持つ「旧七夕会(きゅうたなばたえ)池坊全国華道展」の開会式が、京都・高島屋で執り行われました。

本年は「十人十彩(じゅうにんといろ)」をテーマに開催。「花は人を表す」の言葉のとおり、作品にはいけ手の個性が表れることから、同じ花を用いても一つして同じ作品にはならない”いけばな”。そんないけばなの醍醐味溢れる作品が、高島屋・池坊会場合わせて計1,500作品展示されます。
作品の色味・大きさ、器の形状と様々なアプローチから自由花の可能性を引き出しつつ、“自(みずか)らに 由(よ)りて 花となす(=自分自身をよりどころとして作品をいける)”コーナーや、今回公開した映画『花戦さ』のクライマックスで登場する「前田利家邸の大砂物」の原寸大(四間=約7.2m)での復元展示など、見どころがいっぱいのいけばな展です。

10日(金)からは池坊会場でも展示が始まる他、「前田利家邸の大砂物ギャラリートーク&なりきり専好さん写真撮影会」と題し、解説にて「前田利家邸の大砂物」の魅力を知っていただいた後、作品展示スペースにお上りいただき、作品と共に写真をお撮りいただける撮影会を開催いたします。

ぜひ旧七夕会池坊全国華道展へお越しいただき、文化の秋を満喫してください。

「ギャラリートーク&撮影会」の詳細はこちら



 H29旧七夕会

家元 池坊専永による挨拶


 H29旧七夕会

ご来賓をお招きしてのテープカット


 H29旧七夕会

巡視の様子


 H29旧七夕会

高島屋1F正面を飾る大砂物を制作する、池坊中央研修学院教授 西田永氏

 H29旧七夕会

「前田利家邸の大砂物ギャラリートーク&なりきり専好さん写真撮影会」の様子

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