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2015.07.09

イタリア・ミラノ万博で日本産の花といけばなを披露

6月26日(金)、27日(土)の2日間、イタリア・ミラノで開催中の『2015ミラノ国際博覧会(EXPO Milano 2015)』におきまして、池坊いけばなのデモンストレーションが行われました。

今回の取り組みは、国際的にも非常に高い評価を受けている高品質な日本産花きと、日本の花文化を紹介することが目的で実施されました。
ミラノ万博の中でも人気館である日本館2階のイベントスペースには、日本の素晴らしい花がずらりと並べられました。その日本産のお花を使用したデモンストレーションを池坊中央研修学院の佐々木康人講師が担当。ナツハゼとリンドウの生花やトルコキキョウ、クルクマなどを使った立花新風体など、計5作を披露しました。

イタリアで池坊を学ぶイタリアスタディーグループの皆様の協力を得ながら、佐々木講師は、来場者に「好きな花はどれですか?」と声を掛けたり、「いっしょにトルコキキョウを生けてみたい方はいますか?」と希望者をステージに呼び入れ、いけばなを体験してもらうような楽しいデモンストレーションを展開しました。

会場は立ち見が出るほど盛況で、見学者からは「日本の花は素晴らしい。バラのようなトルコキキョウにびっくりした」「いけばなを初めて見たが感動した」などの声が聞かれました。また、この様子はイタリアの国営放送RAIでも放送されるなど関心の高さを感じました。

いけばなデモンストレーションの様子


ミラノ万博 日本館




ミラノ万博

日本館イベントステージ



ミラノ万博

満員の会場



ミラノ万博

会場の方のステージに飛び入り参加



ミラノ万博

イタリア国営放送の取材



ミラノ万博

日本の素晴らしいお花を展示



ミラノ万博

きれいだと思ったお花にシールを張ってもらう

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