その他
2015.10.15

「古典の美が創る京都の魅力」シンポジウムに次期家元 池坊由紀が出演しました

10月10日(土)に、同志社大学ハーディーホールで同学主催の公開シンポジウム「古典の美が創る京都の魅力」が行われ、次期家元 池坊由紀が出演致しました。
これは京都が育んできた伝統文化の足跡を辿り、さらに若い世代、国際社会に向けて発信しうる普遍的価値を探求し、京都という地の魅力について解き明かすことを目的として開催されました。

シンポジウムは2部構成となっており、第1部では平沼泰子氏と仲山暢香氏による筝曲演奏のあと、能楽師 河村晴久氏の解説の下、藤蔭静樹氏による舞踊「葵上」が披露され、多くの方が伝統文化の美を堪能されました。
池坊由紀は、能楽師 河村晴久氏・有斐斎弘道館館長 濱崎加奈子氏・茶道裏千家業鉢家四代目 金澤宗維氏と共に、第2部のパネルディスカッションから登壇。
冒頭に伝統文化を取り巻く環境について報告があり、その現状を聴衆含め全員が共有してから、同志社大学 京都と茶文化研究センター長 佐伯順子氏による進行の下、パネルディスカッションはスタート。それぞれからご自身の立場・活動について紹介をしてのち、伝統文化各界の現状についてディスカッションが行われ、当事者しか語りえないその内容に皆様聞き入っておられました。

出演者・参加者共に、このシンポジウムを通じ伝統文化の持つ意味について認識を改めると共に、現状を踏まえ今後どうあるべきか考えるよい機会となったのではないでしょうか。



古典の美が創る京都の魅力

池坊由紀による発表



古典の美が創る京都の魅力

シンポジウムの様子

この記事のシェアをぜひお願いします。