2025池坊ワールドセミナーを開催しました
2025池坊ワールドセミナーが、3月24日から27日までの4日間、京都・池坊で開催されました。一般財団法人池坊華道会が主催し、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・アジアの13カ国の42支部・12スタディグループから292名の会員が参加しました。
期間中、職位ごとに5つのレベルに分け、英語クラス2、日本語クラス(英語通訳)6、日本語クラス1の計9クラスを開講。中村福宏教授、野田学教授、小林春荘教授、佐々木康人教授、倉田克史教授、石渡雅史准教授、土屋郁剛准教授、古川幸司講師、柿沢正一講師が講師を務めました。また、通訳を赤星佳世子千葉市支部長、千賀通江中央委員(拓修会支部)、西尾貴子中央委員(東京山手会支部)、茅野真弓中央委員(諏訪支部)、塩野敬子中央委員(京都支部)、ボブロブ千寿子大阪橘会支部長が担当しました。
初日9時から池坊2階ホールで開講式が行われ、中村教授が講師代表あいさつ、野田教授があいさつを述べ、初回の授業に入りました。
受講生らは「基本の立花(除真立花)」「基本の生花」「自由花(環境の花・掛け)」「生花新風体」「立花正風体(習物七カ条)」「立花新風体」「砂物」「変化形(生花)」など、1日に1つのテーマを熱心に学びました。
期間中いけばな資料館を解放し英語での解説を行い、好評を博しました。
3月26日18時半から懇親会が市内のリーガロイヤルホテル京都で、池坊専好次期家元、池坊雅史事務総長をはじめ226名が参加のもと開かれました。
司会は茅野真弓中央委員が務め、次期家元が英語であいさつをされた後、中村教授の乾杯で開宴。途中、各支部の紹介があり、スーザン・ハニー シカゴサバーバン支部長、レジナルド・ボックホルニ チューリッヒスタディグループ代表のスピーチがありました。懇親会はクラス毎の写真撮影などで大変盛り上がりました。