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2016.08.04

真宗大谷派学校連合会第49回「新任教職員研修会」にていけばな体験を実施

7月30日、真宗大谷派学校連合会加盟校の新任教職員61名が、京都・池坊を訪問し、宗祖である親鸞聖人ゆかりの地・六角堂を参拝し、いけばな資料館の見学、いけばな体験をしました。

同研修は、例年、この時期に、全国に38校ある真宗大谷派学校連合会加盟校の新任教職員を対象に実施され、平成26年度より華道体験を導入いただき、今年で3回目の実施となりました。

まずはじめに、(一財)池坊華道会 池坊雅史事務総長より伝統文化“いけばな”を学ぶ意味や重要性、また勤務校での華道振興について、メッセージを送りました。

次に、一行は六角堂と資料館を見学。
六角堂の建立から親鸞聖人との関わり、華道成立について説明を受け、いけばな資料館では展示されている様々な歴史的資料を通して、華道について理解を深めました。

続いて、加盟校である大谷中学・高等学校にて池坊いけばなを教授している今川有紀氏(華道家元池坊 京都支部)による講義とデモンストレーション。
華道発祥の起源から池坊いけばなの特徴や精神性について講義し、デモンストレーションを交えながら、いける際のポイントはもちろん、仏花についても触れ、花材の表情をしっかりと見て、個性をいかすことを伝えました。

その後、講義とデモを踏まえ、ヒマワリ・バラ・スプレーカーネーション・ヒペリカム・カスミソウ・フトイ・ゴット・アレカヤシを花材に用い、実技。参加者たちは講師のアドバイスを基に、お花と向き合い、思い思いの作品を完成させました。

完成後は、講師が1人1人にアドバイスをし、お互いの作品について話し合ったり、見合ったりと、楽しんでいけばなに取り組んでいただき、有意義な研修になった様子でした。

今回ご参加いただいた皆さんの勤務にて、伝統文化“いけばな”に取り組んでいただけるよう願っています。

学校華道では、六角堂、いけばな資料館の見学、いけばな体験を受け付けています。
今回のように、教職員の研修での訪問も大歓迎です。
郵送、Fax、メールのいずれでも受け付けますので、華道発祥の地での華道体験に興味のある方は是非、華道会までご連絡下さい。
【お問合せ・お申込】
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
一般財団法人 池坊華道会 事業部 学校華道課
Fax:(075)255ー3568 Mail:school@ikenobo.jp



研修の様子1

研修の様子1



研修の様子2

研修の様子2

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