日本いけばな芸術特別企画in彩の国が開催されました
5月24日(木)~27日(日)にかけて、埼玉県の埼玉会館にて公益財団法人日本いけばな芸術協会主催による「日本いけばな芸術特別企画in彩の国」が開催されました。
今回の特別企画展は、展示コーナーごとに『植物のすがた』『いけばなの器と花留』『いけばなの様式』『生活の花の提案』『埼玉県の花を使ったいけばな』といったテーマのもと、70流派440名が多様ないけばな作品を展示。池坊からは次期家元 池坊専好をはじめ、地元埼玉県の会員を中心に30名が作品を展示しました。
会期中は、いけばなの展示にとどまらず「見る、聞く、触る、学ぶ」体験型のプログラムが多数開催されました。プログラム内の「ナイトツアー」では、当花展の実行委員長である矢上哲己氏(東京中央橘会支部 池坊華道会理事)がガイドを務めました。また、「特別実演」には市川正子氏(むさし支部)が出演し、”初夏 彩の調べ”をテーマに、立花を披露しながら池坊いけばなの歴史や理念を伝えました。そして、デモンストレーション企画「あなたの知らない古典いけばなの世界」では、青木孝雄氏(埼玉支部)が立花正風体と砂之物の2作を披露し、立花の特徴や構造について解説しました。

次期家元 池坊専好

大嶋 晴代(東京あかね会支部)

菊池 華淑(東京紫雲会支部)

岡 喜久子(東京むらさき会支部)

石上 暁子(東京花心会支部)

川合 志津枝(東京花光会支部)

西場 小杜子(上毛支部)

石渡 雅史(東京清祥会支部)

中村 正和(東京彩翔会支部)

長島 晶子(埼玉中央支部)

小林 明(尾道支部)

福島 愛恵子(むさし支部)

小池 はつね(東京弥生会支部)

山口眞利子(東京中央橘会支部)

星野小夜子(東京中央橘会支部)

池上功(むさし支部)

遠藤矢余子(埼玉中央支部)

櫛引秀香(埼玉支部)

鈴木勝月(埼玉支部)

近藤美恵子(埼玉中央支部)
□後期展

市川 正子(むさし支部)

矢上 哲己(東京中央橘会支部)

坂田 文子(埼玉中央支部)

青木 孝雄(埼玉支部)

田中 弘美(東京中央橘会支部)

兒井ちず子(東京中央橘会支部)

志村珠渓(埼玉支部)

板垣多美子(むさし支部)

戸坂栄翠(埼玉支部)

福地まゆみ(埼玉中央支部)

「特別実演」の様子

「あなたの知らない古典いけばなの世界」の様子