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2018.07.09
2018祇園祭 いけばな作品が各所で展示されます
◇2018年度 祇園祭協賛 池坊学園「花きらきら」 =次期家元池坊専好ほか いけばな作品を展示=
祇園祭(前祭)に合わせて、池坊短期大学が一般開放され、祇園祭協賛「花きらきら」が開催されます。
次期家元 池坊専好の作品展示をはじめ、池坊短期大学生によるいけばな展、茶会やスイーツ販売などのイベントが行われます。また、池坊保育園児のいけばな作品も展示されます。
「花きらきら花展」 ※入場無料
期 間:7月15日(日)13:00~18:30、16日(月・祝)11:00~16:00
場 所:京都市下京区四条室町鶏鉾町(阪急烏丸駅、地下鉄四条駅すぐ)
◇第34回いけばな展 -祇園祭にいける-
毎年恒例となっている「第34回いけばな展 -祇園祭にいける-」が、京都いけばな協会・四条繁栄会商店街振興組合・祇園商店街振興組合主催で開催されます。
京都いけばな協会に所属する各流派34作品が、祇園祭で賑わう京都四条通の店舗に展示され、京の街に一服のやすらぎと華やかさを添えます。
池坊からは、(一財)池坊華道会 中路喜久子理事(京都支部) が京つけもの 西利 風土食品(京都市東山区祇園町南側)に作品を展示します。
期 間:7月15日(日)~17日(火)
場 所:四条通り祇園石段下から四条烏丸までの各店舗
◇祇園祭(後祭) 南観音山のご本尊に、いけばなを奉納
33基(後祭10基)ある山鉾のひとつ、南観音山の本尊である楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)に、いけばなを奉納します。
南観音山は女性でも上れるため、ご家族そろって拝観いただけます。
※拝観は有料。
期 間:7月21日(土)夕方 ~7月23日(月)
場 所:京都市中京区百足屋町(むかでやちょう)新町通錦小路上ル。
◇京都府花き振興ネットワーク ヒオウギのいけばなを協力
ヒオウギで悪霊を退散したという故事にちなみ、祇園祭にヒオウギを飾るという京都の伝統文化の復活を目指す、京都府花き振興ネットワークの取り組みに池坊が協力し、前祭の7月14日~17日に菊水鉾、放下鉾、函谷鉾、山伏山で、後祭の7月21日~24日に鯉山、黒主山、北観音山、南観音山で、山鉾の会所などにヒオウギの生花を飾ります。
また、展示期間は決まっておりませんが、NHK京都放送局、文化庁、京都駅イベントスペースにもヒオウギの生花を飾る予定です。
【祇園祭とは】
京都 八坂神社の祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつに挙げられており、その歴史の長いこと、またその豪華さ、祭事が1ヶ月にわたる大規模なものであることで広く知られています。
およそ1100年前、神泉苑に日本全国の国の数の鉾66本を立て、祇園の神を祀り災厄の除去を祈る祇園御霊会を行ったのが始まりと伝えられています。
祭のハイライトは33基の山鉾巡行で、前祭巡行23基が7月17日に、後祭巡行10基が7月24日に行われます。