池坊<京都>夏季研修講座が終了しました
2018年8月23日(木)~8月28日(火)に行われていた池坊<京都>夏季研修講座が終了しました。
残暑厳しい中、全国各地から過去15年最多の約700名の受講生が京都へ集まり熱心に取り組んでいました。
今回は、初心者向けの様々なコースや中作や壁面の自由花、現代の環境をイメージした砂物コースなど、受講者の皆様からの要望にお応えし、バラエティに富んだ20コースを開講しました。
次回は、池坊<京都>冬季研修講座 12月6日~11日、そして同時開催の池坊『自由花入門カリキュラム』指導者講習会(冬) <京都>は12月8.9日に開催されます。
講座の様子

先生の手直しを真剣に見る受講生

個性あふれる作品が並びます

一人ずつ先生の手直し

先生の周りにはいつも受講生が集まっています

A日程 初めてのかきつばた一色コース
先成邦子さん
かきつばたの生花はいけた事があったが立花をいける機会は無かった。 “初めての”というフレーズが付いたコース名だったので受講しやすかった。“初めて”といっても初めての方は少ないだろうと思っていたが、初めての方にもとても分かりやすい講義で安心して受講できた。

A日程 初めての砂物コース
真壁暁子さん

B日程と同時開催
自由花入門カリキュラム指導者講習会
スゥ ジュンさん
自由花の基礎や教え方、花材の組み合わせ方等を明確に分かっていないので、基礎を学びたかった。自由花の基礎が分かれば生花、立花をいける時にも知識を応用できると思い受講。デモンストレーションではいける目線を受講者側に合わせてくれていたので、いける順番や花材の相性がよく見えて分かりやすかった。

B日程と同時開催
自由花入門カリキュラム指導者講習会
下司 学さん
将来教える側になりたいので受講。指導者としていけるのは自分の作品をいける時と考え方が違い新鮮だった。

C日程 かきつばたを究めるコース
柳男實さん
これまでにも事あるごとにかきつばたを学び、いけてきたが「究める」という内容に惹かれた。数年前の夏季講座で井口先生のかきつばた一色を受講しており、その際に感動したので今回も申込み。二重・魚道生ともに講義は非常に興味深く、手直しは丁寧で明快であり、今後すぐに作品や指導に反映させられる解説だった。大変充実した二日間となった。

C日程 じっくり学ぶ立花正風体コース
田中一代さん
立花を学びたくて受講を決意。普段のお稽古ではなかなか時間が取れず立花をする機会が少ないのでこの機会に。いつも夏季講座では立花のあるコースを選択している。わかりやすく、他の方の作品も見ることができとても勉強になる。
夏休みを利用し、生花・自由花コースを受講しました。

写真右側 平井優俊くん(12才 中学1年生)
初めての夏季講座受講。おばあちゃんから夏季講座を一緒に参加しないかとの話があり受講を決意。花器は、花器庫の中に色違いがあり、よく考えて選んだ。来年も予定が合えば参加したい。
写真左側 平井永俊くん(10才 小学5年生)
初めての夏季講座受講。最年少ということもあり、とても緊張した。午後の実技は生花・自由花とも上手にいけられて良かった。