東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒がいけばな体験
10月9日(火)、東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒21名が 京都・池坊を訪問し、六角堂・いけばな資料館を見学し、いけばな体験をしました。
まずはじめに、一般財団法人池坊華道会 事務総長 池坊雅史による挨拶からスタート。
必修科目だけではなく、いけばなを学ぶことは日本人のアイデンティティを知り、より世界で活躍できるというメッセージを送りました。
続いて一行は、六角堂といけばな資料館を見学。
六角堂の建立について、聖徳太子や小野妹子との関係、朝夕の仏前供花から華道が発祥したことなど説明を受け、様々な歴史的資料を交えながら、華道について理解を深めました。
次に、講義とデモンストレーション。
講義では、“枯れた花にも華がある”、“花が生きていることを感じる”、“いけばなの心”についてや同校が取り組んでいる茶道と華道の関係についても説明しました。その後、デモンストレーションを通して、いける際のポイントも解説しました。
その後、ガーベラ・ネリネ・ワレモコウ・キイチゴを花材に用い、思い思いの作品を完成させました。完成後は、お互いの作品を見合ったり、講師からのアドバイスを聞き合ったりと、和気藹々とした雰囲気の中、華道発祥の地での貴重な体験になった様子でした。
学校華道では、六角堂、いけばな資料館の見学、いけばな体験を受け付けています。
郵送、Fax、メールのいずれでも受け付けますので、いけばな発祥の地での華道体験に興味のある方は是非、華道会までご連絡下さい。
【お問合せ・お申込】
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
一般財団法人 池坊華道会 事業部 学校華道課
Tel:(075)231-4922 Mail:school@ikenobo.jp

見学の様子

体験の様子