華道家元 四十五世 池坊専永

家元池坊専永からのメッセージ

池坊専永

華道家元 四十五世 池坊専永

先達の心を受け継ぎ、
時代に即した「いけばな」で
人々の心を照らします

池坊は、1462年「池坊中興の祖」専慶が花をいけた歴史上の記録(『碧山日録』<へきざんにちろく>)に登場して、2012年で550年という節目の年を迎えました。
これはまさに師から弟子、人から人へとその心と技が継承され、時代に即したいけばなを生け続けてきたからに他なりません。

私は、550年の永きにわたり、池坊華道の継承・普及に努められてきた先達に心から感謝し、このような貴重な節目の年を多くの門弟方とご一緒に迎えられた喜びと幸せを感じています。

そして、今後も池坊の「心と技」を追及するべく、池坊の先達が、時代の変化に対応し続けてきた努力と情熱を受け継ぎ、“今”という時代に広く池坊華道(いけばな)の価値を認識していただくため全力を尽くしてまいります。

家元池坊専永 いけばな作品

立花新風体

平成25年度旧七夕会作品

生花新風体

自由花

家元池坊専永 プロフィール

昭和8年、京都市に生まれる。父の急逝で幼くして四十五世を継承。その後、比叡山で厳しい修行を重ね、紫雲山頂法寺(六角堂)住職に就任。

いけばなの伝統・こころを守り伝えながら、従来の形式にとらわれない「生花新風体」「立花新風体」を確立。新しい花の世界を提案した。いけばなを通じた国際交流にも積極的に取り組み、国内外で広くいけばなの指導・普及に努める。

1933年 華道家元四十四世 池坊専威の長男として京都に生まれる。
1945年 父専威の急逝にともない、11歳で華道家元四十五世を継承する。京都青蓮院で得度。
1946年 比叡山中学に入学。僧侶の修行のため比叡山坂本にある慈照院で生活をする。
1953年 紫雲山頂法寺(六角堂)住職に就任。
1956年 同志社大学卒業。
1962年 徳力富吉郎氏とアメリカ、ヨーロッパ及び東南アジア各国を歴訪。初めてのいけばな海外活動を行なう。以後今日まで、国内外におけるいけばなの普及に尽力。
1971年 紺綬褒章受章。ブラジルのオールデン・アカデミコ・デ・サンフランシスコ章受章。
1974年 東京銀座松坂屋で初の個展「こころを生ける」を開催する。
1977年 現代の暮らしに適応する生花の様式として「生花新風体」を発表。
1985年 つくば万国博覧会「いけばなときものの交響詩」舞台用の超大作を制作。
1994年 ブラジル政府より南十字星勲章を受章する。
1999年 現代の住空間や人々の感性に相応しい立花の様式として「立花新風体」を発表。
2003年 モスクワのクレムリン宮殿における初のいけばな展、デモンストレーションを行なう。
2005年 家元継承60周年記念花展「立花-その流れと今日」を東京・日本橋高島屋で開催。展覧初日に小泉純一郎首相の訪問を受け歓談。
2006年 文化普及の功労により、いけばな界では初となる旭日中綬章を受章。皇居において天皇陛下の御拝謁の際、受章者を代表して御礼を言上した。
2010年 京都市文化功労者として表彰される。
2013年 京都府文化賞特別功労賞を受賞。

主な著作

  • 「花の美とこころ」(1996年)講談社
  • 「池坊専永のいけばな・風韻」(1998年)主婦の友社
  • 「花、夢、逍遥」(1999年)池坊華道会
  • 「立花新風体 池坊専永作品集」(全2巻) (2000年)池坊総務所
  • 「花のこころ一日一話」(2004年)PHP研究所
  • 「麗しい生き方」(2010年)PHP研究所
  • 「On the Rise -いけばなの夜明け―」 (2012年) 日本華道社
  • 「池坊専永 立花新風体総論」 (2015年) 日本華道社
  • 「花と歩んだ七十年 池のほとり」 (2016年) 日本華道社 ほか多数

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