イベントレポート
2026.01.09

令和8年 華道家元池坊 初生け式を執り行いました

令和8年1月5日、華道家元池坊で初生け式を執り行いました。全国各地から約800名の門弟が参加し、家元道場、池坊本館で初生けを行いました。

家元道場での初生けに参加する若手の門弟35名は午前8時20分、花包みを手に山門から六角堂へお参りし、華道の上達を祈願しました。

その後、家元道場で、松や千両、蘭、チューリップなどを用いて新年の初生けをはじめました。皆緊張した面持ちで花をいけ、次期家元の池坊専好若宗匠から「花の表情をよく見て」「奥行きを出すようにいけましょう」などのアドバイスを受け、それぞれに完成させました。終了後、「ずっと参加したかった初生け式に参加することができてうれしい」などの感想が聞かれました。
また、テレビ、新聞等、多数のメディアの取材がありました。

若宗匠は「馳せる」と題し、枝垂れ柳、松、白梅で生花新風体をいけました。初生け後、次期家元と若手門弟は新年のあいさつを交わし、今年一年の精進を誓い、初生け式は終了しました。

家元道場2階、本館7階から4階では、池坊専永家元、次期家元、池坊美佳審議役、池坊雅史事務総長、池坊専宗青年部代表による巡視が行われ、新春に集まった門弟と新年のあいさつが交わされました。

家元 初生け作品

『梅のように荒々しく生きる』
花 形  生花新風体
花 材  紅梅、白梅
コメント おめでたい紅白の梅でいけました。素材、色をなるべく少なくして、梅本来の生きる姿をあらわし、人生に重ね合わせました。

次期家元 初生け作品

花 題  『馳(は)せる』
花 材  枝垂れ柳、松、白梅
花 形  生花新風体(しょうかしんぷうたい)
コメント 万博で行われた取り組みや実験がレガシーとして広がることを、そして今も苦しい状況下にある日本や世界にも心を馳せることのできる、思いやりのある社会の実現を願っていけました。

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