花展・イベント

特集展示「立花図集の刊行~『立花図并砂物』刊行350年~」「元禄の立花師 藤掛似水」

華道家元池坊のいけばな資料館では、年1回特集展示が変わります。池坊に伝わるいけばなに関する資料や六角堂の寺宝などを、特集のテーマに合わせて展示、紹介します。

立花図集の刊行~『立花図并砂物』刊行350年~

2023年は、池坊初の公式作品集『立花図并砂物』が刊行されてから350年という節目の年にあたります。江戸時代前期には印刷・出版文化が発達し、この作品集も版画で作られ、彩色が施されています。今回、冊子形式の『立花図并砂物』と巻物形式の『古今立花集』を並べて展示します。ともに、家元と門弟の作品が収録されています。

元禄の立花師 藤掛似水

元禄5年(1692)、奈良・東大寺の大仏開眼供養に際して花瓶を寄進し、高さ9メートル余りという巨大な立花をたてたのが、池坊門弟の藤掛似水です。奈良・大阪に住んだ似水は、先人の教えをよく学び、自ら花伝をまとめることにも積極的でした。生花の前身である生け花に高い関心を持っていたことも注目されます。今回、新収資料を含め、似水の作品図や伝書を展示します。

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