国境・世代を越えて
戦後、海外にも広がりはじめたいけばなは、アメリカ、ロシア、ヨーロッパ、アジア、アフリカと更なる広がりをみせ、現在、池坊の海外支部は120支部を数えます。また、男女問わずあらゆる世代が学ぶ時代となり、次世代への文化継承として学校教育の中でも学ばれています。
カリキュラムの導入
池坊の3つのスタイルを学ぶカリキュラム「お稽古ノート」を、平成19年(2007)から導入しています。花形ごとに構成されたテキストは、それぞれの花形の基本を体系的に学ぶごとができ、池坊の教室で活用されています。(池坊の教室でのみ購入が可能です)
いけばなの可能性
家の中で飾るものであったいけばなは、今や大型施設、ステージ、店舗など、場所にとらわれない展示が可能となりました。また、絵画や映像、音楽、舞台演劇など、さまざまな分野とのコラボレーションにより、その可能性はますます広がっています。さらにデモンストレーションやパフォーマンスなど花をいけることやいける姿への注目も集まっています。