2025年度 夏季研修講座<福岡>を開講しました
7月31日(木)から8月3日(日)まで、アクロス福岡(福岡市中央区)において、福岡では5年ぶりとなる夏季研修講座を開講しました。2日ごとのA、B日程で計8講座を開講し、九州地区を中心にのべ157名が受講されました。
夏季ならではの燕子花を使った立花や生花、基礎固めの講座などを開講し、受講者からは「短い時間ではあったが講座を通して横のつながりができた」「地方にいながら本部講師に教わる機会を今後も増やしてほしい」などの感想をいただきました。
受講生の声
<A日程>
「立花正風体 基礎講座」(担当:髙林佑丞 研究員)
初めて受講しました。講座で出会った仲間と作品作りに必死で取り組む時間は、大変ながらも楽しいひとときでした。若い先生ならではの感性や技術を学ばせていただき、これからもいけばなの世界を広げ、人と人をつなげていきたいです。
「燕子花を使った立花」(担当:石渡雅史 准教授)
現在専門科Bに在籍中で、たまたま授業がない時期に開講されると知り受講しました。普段の授業と違って作品録の提出や講師による採点もなく、気持ちに余裕を持って受講できました。京都の夏季講座も受講する予定です。
<B日程>
「立花正風体(初級編)」(担当:中村直貴 研究員)
日頃のお稽古と違った雰囲気の中で勉強でき、良い刺激となりました。2日で1作をなんとか完成させましたが、まだまだ実力が足りないと痛感しました。今回学んだことを今後のお稽古にも生かし、いつか中研にも行ってみたいと思います。
「燕子花を極める」(担当:島津範好 講師)
沖縄から受講しました。普段は仕事で忙しいですが、福岡なら朝一番に沖縄を出れば何とか間に合うので思い切って申し込みました。先生の説明が分かりやすく、これまでお稽古で習ってきたこととつながりました。地元では習えない花材を使った講座があれば受講したいです。また福岡で開催してもらえたらぜひ参加したいです。