イベントレポート
2025.09.16

花展レポート|2025年度本部展 青年部コーナー

名古屋花展(松坂屋名古屋店)|青年部共同制作『木の枝の屏風』

青年部コーナーでは、東京・札幌に続き、名古屋花展でも共同制作「木の枝の屏風」に挑戦しました。今回も池坊専宗青年部代表の指導のもと、テーマ「木を触り、林に立ち、森を生きる。」を象徴する屏風づくりに取り組みました。

名古屋では12名が参加。昨年に続いて参加した方に加え、先生の勧めで初めて花展に出瓶する大学生もあり、世代や経験を越えた交流が生まれました。

制作は2チームに分かれて進行。初めて工具を扱うメンバーも多くいましたが、特にテグス張りの工程では、チーム内の連携が光り、声を掛け合いながら丁寧に作業を進めたことで、予定時間通りに作品を完成させることができました。

制作前の交流では「最近ハマっていること」をテーマに話が広がり、そば打ちの奥深さに魅了されている方、XGの音楽から元気をもらっている方、チェロの音色に癒される方、マシンピラティスで心身を整えている方など、多彩な趣味が飛び交いました。会場は笑顔と共感に包まれ、自然と和やかな雰囲気に。

完成後は屋上で茶話会を開催。地元の和菓子やお茶を囲みながら、完成した作品を振り返り、互いの労をねぎらいました。参加者の方からは飛騨名物のみたらしだんごの差し入れもあり、温かな交流の時間が流れました。 和やかな空気の中で、花への情熱が交差し、仲間との絆が深まるひとときとなりました。

そして最後は恒例の青年部ポーズで記念撮影。毎回ポーズを決めて撮影することで、達成感や仲間との絆を形に残しています。

次回へ向けて

現在、10月の福岡花展に向けた準備が進行中です。青年部の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。いけばなを通じて、そしてそれぞれの“好き”を通じて、新しい仲間と出会い、未来を共に創る貴重な機会です。
初めての方も、久しぶりの方も、どうぞお気軽にご参加ください。あなたの一枝が、花展に新たな彩りを添えてくれることでしょう。

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