第47回華道家元池坊北陸三県連合花展が開催されました

石川県金沢市の金沢エムザで10月15日から20日まで、「北陸発花ものがたり」をテーマに第47回華道家元池坊北陸三県連合花展が開催されました。期間中、次期家元池坊専好をはじめ北陸地方の（一財）池坊華道会会員の作品が453瓶展示されました。

初日には開会式が行われ、来賓の方々、池坊専好若宗匠、小山陽子大会長（金沢支部長）が出席の中、テープカットが行われました。開会式後には若宗匠による巡視が行われ、1作ずつ出瓶者に声を掛けられました。

会場には、イチョウや紅葉したドウダンツツジなどを使った秋の彩りが表現された作品や、いけ手の独創的な感性が光る作品が並びました。次期家元の花席は、万博をモチーフに国や地域をイメージした3瓶を一つの空間に出瓶。地元の花材を用い「日本」は九谷焼の器に立花、「アフリカ」「イタリア」はそれぞれ自由花をいけました。また、池坊中央研修学院からは中村福宏教授、三浦大生講師が出瓶し、花展を盛り上げました。