その他
2022.02.01

“Moments of Life” Combination いけばな×映画

華道家元池坊 × MIRRORLIAR FILMS × THINK AND SENSEによる
異なるジャンルのアートが融合する体験

MIRRORLIAR FILMS Season2の9つの「映画」をモチーフに、
監督と華道家の対話により創作される「いけばな」

池坊 専好
華道家元池坊の次期家元。いのちをいかすという精神に基づき、西国三十三所の各寺院やニューヨーク国連本部で世界平和を祈念した献花を行っている。また、音楽や能、テクノロジーなどの他分野とのコラボレーション活動も展開している。

『インペリアル大阪堂島出入橋』
監督:三島 有紀子(映画監督、脚本家)Web
出演者:佐藤 浩市、宮田 圭子、下元 史朗、和田 光沙
思い出の店を舞台に綴る冒険的かつ私小説的な一篇。
監督自身の思い出の店である大阪・堂島の洋食レストランの閉店をきっかけに、在りし日の店を”記録“として残そうとした私小説的な一篇。佐藤浩市扮する、35年間店と共に歴史を積み重ねてきたシェフが再び希望を見いだす一夜を、圧巻の長回しで魅せる。

池坊短期大学華道部
池坊いけばなをより深く学ぶために学部、学年を超えて集まり活動中。学内行事や日々の学内での作品展示はもちろん、店舗へ出向きいけばなを店内に展示。様々なイベントに参加し池坊いけばなを勉強中。

林 景星(台湾台北市出身/華道部副部長/池坊短期大学2年)
池坊いけばなの神髄を求めるために日本に留学。華道とは「リラックスできる場所」。池坊短大のおかげで、茶道の稽古も始めている。これから大谷大学に進学し、池坊に縁深い仏教の物事に探求し続ける。

猪又 あゆみ(長野県出身/池坊短期大学2年)
いけばなは、「自然」。そして、「自分」と向き合えるものです。

村田 有紀(京都市出身/池坊短期大学2年)
日本の伝統文化である能楽や書道のお稽古を幼少期から続けている。立命館大学卒業後、幼稚園教諭を目指し、幼児教育に加えていけばなや茶道を学ぶことができる池坊短期大学に入学。華道とは「自分と向き合える場所」。

井上 光(岡山出身/池坊短期大学1年)
いけばなとは、目に見えない気持ちや季節の移り変わりを一つの形として伝えることができるものだと考えています。

『Denture Adventure』
監督:Azumi Hasegawa(Writer/director/producer based in Brooklyn.)Web
出演者:Joyce Keokham、Min-wen Huang、Sean Shannon、Sid Ross
ニューヨーク在住のAzumi Hasegawa監督が、誰もがもつ“変身願望”をポップに描くファンタジー。
夫を亡くし孤独な日々を送るミセス・ワン。ある日、ビーチで不思議な金歯に魅せられたワンは自分の歯にはめてみる。すると翌朝、彼女は25歳に若返っていた!

柿沢 正一
池坊中央研修学院 研究員。1975年生まれ。広島県在住。2001年池坊入門。
2015年より池坊の最高教育機関(池坊中央研修学院)の研究員を務め、講座や研究会などで指導にあたる。2020年11月よりIKENOBOYSアドバイザーを務める。これまで日本国内はもとより台湾やアメリカなどでも活動。いけばなの魅力を多くの人に伝えたいとの思いから、NHK教育や『ヒルナンデス』などのメディア出演、いけばなパフォーマンス・ワークショップ開催など幅広く活動する。

『The Little Star』
監督:紀里谷 和明 (KIRIYA PICTURES代表、映画監督)Web
出演者:山田 孝之、松本 まりか、高橋 努、武田 梨奈
愛する者を失った男の物語――
電車の中、パンダの着ぐるみを着た血まみれの男。悲しみ、後悔、怒り、贖罪の感情が複雑に絡み合う主人公を山田孝之、その妻を松本まりかが演じる。

加藤 真啓
建築家。静岡県出身。現在は一級建築士事務所を主宰し、住宅の設計や飲食店のデザインに携わる。IKENOBOYSにて活動。Instagram. Web

『愛を、撒き散らせ』
監督:志尊 淳(俳優)
出演者:板谷 由夏
志尊淳が無縁社会のもたらす孤独に向き合った意欲作。
若手実力派俳優・志尊淳が描く、無縁社会に生きながらも“つながり”を求めてもがく人々の物語。主人公は、さまざまな悩みを抱える人たちの孤独に寄り添い続ける女性。ある夜、一本の電話をきっかけに、彼女は自らの過去とも向き合うことになる…。

たとよき
いけばなが好きな4人。

井上 太市
花をいけて暮らしています。Web

山田 清勢
デザイナー、アートディレクター。いけばなに魅了された青年。

佐竹 義望
小学生いけばな系ユーチューバー。いけばなは自分にとって癒し。YouTube

安 登貴
趣味はいけばな。世界的な庭園デザイナーの石原和幸氏に憧れて、石原氏の勧めで池坊いけばなを学びはじめた。

『King & Queen』
監督:駒谷 揚(映像ディレクター)Instagram
出演者:駒谷 由香里、駒谷 友子、駒谷 秀一、駒谷 海
家族で作った!痛快ゾンビエンターテインメント。
2020年のステイホーム期間中に家族総動員で撮りあげた初期衝動あふれる作品。夫の殺害を企む妻。殺害方法に悩む彼女の元に、とんでもないニュースが飛び込んでくる。世界各地でゾンビが大量発生したというのだ!

team QUALIA
華道の未来を探求する福岡県出身の 4 人組。見えないものを感じる心、言葉にできないものを感じる心を大切にしたいという想いで team QUALIA を結成。個性豊かな 4 つのピースがおりなす世界観でいけばなの新たな可能性にチャレンジする。

片岡 清美
1985年池坊入門 いけばな教室QUALIA主宰。いけばなも自分も『…らしくありたい』と日々、花と向き合う。Web

大網 真理子
2018 年池坊入門。草木と向き合う楽しさをいつか誰かに伝えられるよう…日々精進。

矢比 弓子
2017 年池坊入門。生花店勤務を経てフラワー装飾技能士 1 級などの資格取得。より美しい一瓶を求め続けている。

吉松 亮
2020 年池坊入門。花屋勤務。植物を使った表現に魅了され華道家を志す。

『point』
監督:阿部 進之介(俳優、MIRRORLIAR FILMS PROJECTプロデューサー)Instagram
出演者:サンディー海、中本 賢、内田 朝陽
年齢や国籍を越えた交流を描くロードムービー
日本を旅する外国人青年"ジョシュア"。車に乗った老年の男"山岸"。2人は、それぞれの目的地を目指していた。言葉が通じない2人が出逢った時、心が動き出す。年齢や国籍の垣根を超え、言葉がなくても通じ合えることの大切さを問う。年齢や国籍を越えた交流を描くロードムービー。

豊丸 利恵
東京都出身。20代の頃、叔母の勧めで池坊いけばなをはじめる。本業はアニメ業界で鍛えたCG(コンピュータ グラフィックス)経験を活かし、建設会社でCGパース・アニメーション・イラストなどの制作。

『煌々 go on a picnic』
監督:山田 佳奈(脚本、舞台演出、映画監督。劇団「□字ック」主宰)Web
出演者:片岡 礼子、細田 善彦
ややこしくも愛おしい、母とひとり息子の心の旅路
ひとり息子と母親との脆くも強い絆を描いたロードムービー。結婚式を控えた息子とぬいぐるみを肌身離さず持つ母親。彼らは本栖湖までドライブに出かけるが、いつものように喧嘩が始まってしまい…。やがて母親の秘めた真実が明らかとなる。

flo.werk
「flowerをworkに活かす」。京都でいけばなを通じて出会った、働く女性5人のチーム。いけばなを各々の仕事にどう生かせるかを日々模索しつつ、花との対話を楽しみ、花に癒されている。
Moment of life---いけばなの新しい発展に胸を震わせつつ、花展経験者2名を柱に、現代を生きる女性の感性で映画と空間芸術の魅力を最大限に表現する。

中井 恵
茨城県出身。スポーツクラブマネージャー。身体の健康だけでなく、「華の力でココロの健康も」を原動力に華道と仕事を両立している。2021年には大阪花展に出瓶。
笑顔咲く、華ある癒しの空間作りが、心身の健康作りのサポートになるとの信念を持つ。

戸嶋 佑美
福井県出身。看護師。生活に彩りを添えたいという思いから社会人より華道を始める。池坊初生式や、旧七夕展コンクールへの出瓶経験あり。生け花から得られる感動や癒しは心の栄養となると考えている。華道を通じて人々のQOL(生活の質)の向上につなげていきたいと考えている。

尾谷 真弓
兵庫県出身。医師、一児の母。大学院時代に本格的に華道を始める。華道とは「自分を見つめる時間」。マインドフルネスと通じる。稽古の後は頭がクリアになり、明日への活力が湧いてくるのを感じる。

小澤 茜
京都府出身。社会人。実家が宇治茶専門店を経営しており、幼い頃から茶道に触れる。店に飾りたい思いから、華道を習い始める。華道と茶道を通して、伝統を大切にしつつ、日々の生活に文化的要素を取り入れたいと思っている。

宮下 智美
京都府出身。起業家、一児の母。和食料理人の夫は自分の店をかまえる夢を持つ。その夢のサポートとして、店に花が飾れるように華道を習い始める。
技術だけでなく、華道の「心」を学んでいると感じる。自身も、起業を目指す女性のサポートをしながら、クライアントにも華道の心を伝えている。

『巫.KANNAGI』
監督:柴咲 コウ(女優・アーティスト・レトロワグラース代表)Web
出演者:矢部 俐帆、しゅはま はるみ、山崎 樹範、松村 玲郎、柴咲 コウ
貧困や孤立……柴咲コウが初監督作で見つめた現代社会
4年前に父親を亡くした少女さなは、母親と慎ましくも幸せに暮らしていたが、ある日、2人の前に突然“メッセンジャー”が現れる。なぜ彼女は現れたのか・・・。貧困や孤立など現代社会に潜む闇が徐々に映し出されていく。

山室 涼平
一級建築士。IKENOBOYSメンバー。三重県出身。2016年、学校華道インターネット花展にて、文部科学大臣賞を受賞。いけばなと建築の相乗効果を模索している。2019年、いけばなから着想を得たアイデアで日本建築学会主催のコンペ入選。2022年、建築の知識を応用したアイデア「balance」を池坊冬の男花展で試作。いけばなは、一回制の美を感じることができるもの、人生を豊かにしてくれるもの。Web

『適度なふたり』
監督:柴田 有麿(京都で活動する映画監督、映像作家)Instagram
出演者:永野 宗典、藤谷 理子
ヨーロッパ企画W主演のハートフルコメディ
価値観の違い、そして夫婦とは何かを、ヨーロッパ企画の永野宗典、藤谷理子共演でユーモラスに描いたハートフルコメディ。
今まで遠距離で暮らしていた新婚夫婦。初めての共同生活に期待が膨らんでいたが…。

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