家元・次期家元
2021.12.15

次期家元 池坊専好が「大学コラボフォーラム」に登壇しました

天台総務庁(滋賀県大津市)で12月14日、「大学コラボフォーラム 日本文化を語る」(主催・伝教大師最澄1200年魅力交流委員会、京都新聞)が開かれ、次期家元 池坊専好が千宗屋氏(武者小路千家 家元後嗣)と共に登壇しました。ファシリテーターは、児玉邦宏氏(東大大学院生)、長崎真拓氏(京都大学生)。伝教大師最澄1200年大遠忌を記念して、日本の伝統文化の担い手と次代を担う大学生が、『伝統文化はどのように受け継がれていくのか』をテーマに、語り合いました。

「私たちが受け継ぐべき文化はどういうものか」との問いに、千氏は「文化とはのりしろである」、次期家元は「文化はその人自身、アイデンティティである」と回答。
家元の役割について千氏は「伝承していく基礎単位としての家」、次期家元は「どのような時代でも責任をもってお花をしていく、安全装置のようなもの。正当を守る、明日の花をいける、2つの役割がある」と説明されました。

「若者が伝統文化とどのように関われるか」との質問には、千氏は「自分のセンスを全面に出して、暮らしの中でお茶を楽しんでほしい」と話し、次期家元は「いけばなが困難を乗り越え続いてきたのは、草木に共感してきたから。忙しい時、お花を飾ってほっとする、心が潤う、など自分の心の中に落とし込む、その積み重ねが文化を伝承する原動力になっていく。心の動きや思いを大切にしてほしい」と答えられました。

同講座はオンライン配信も行われました。

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