イベントレポート
2023.05.22

池坊全国大会を別府国際コンベンションセンターで開催しました

一般財団法人池坊華道会の全国大会を5月21日、大分県の別府国際コンベンションセンターで開催しました。

同大会では、総裁である池坊専永家元から1年間の活動指針が発表され、また、事務局からは国内、国外における華道振興についての報告や当年度の事業についての説明が行われます。
池坊華道会の会員のみが参加でき、今年度は約2,300名の方が参加されました。

今回はオープニングの催しとして、津久見樫の実少年少女合唱団による合唱が行われました。大分県ゆかりの作曲家 滝廉太郎の『荒城の月』や「津久見扇子踊り」のパフォーマンスが合唱で披露され、美しく心の込められた歌声が会場に響き渡りました。次に、来賓としてご来場いただいた大分県の吉田一生副知事、別府市の長野恭紘市長より、全国大会開催にあたりご挨拶があり、大分県別府市での開催を歓迎いただきました。

大会は始めに、大塚タカ子評議員(大分支部)から開会の辞があり、その後、全員で華道文化の高揚を祈念する黙とうを行いました。
総裁説示では、花展開催の奨励、次世代育成についてなど、また、指導のあり方、前進していくことについてなどが示されました。

続いて、今年度の「池坊華道文化継承功労者表彰」の表彰式が行われ、張暁珊氏(東京竹支部)、松原良子支部長(美祢長門支部)に功労賞が贈られました。
池坊専好次期家元のお言葉では「総裁説示を実行し、形にしていくことが大切」などと述べられました。

閉会の辞が安部純江支部長(別府支部)から行われ、全国大会は閉会しました。

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