次期家元 池坊専好が『花と名曲』いのち奏でるコンサート小樽特別公演2023に出演しました

『花と名曲』いのち奏でるコンサート小樽特別公演2023（企画・主催＝いのち奏でるコンサート）が6月18日午後６時半から北海道小樽市の小樽芸術村（旧三井銀行小樽支店）で開かれ、池坊専好次期家元が音楽に合わせたいけばなのデモンストレーションを行いました。

同イベントは、悩みを抱える人からの相談を受ける「いのちの電話」の活動を支援するチャリティーコンサートで、日本全国で開催される会場にはいけばなを展示、特別公演などでは次期家元がデモンストレーションを披露しています。

当日は、札幌HANAカルテットによる『パリは燃えているか』『アメージンググレース』の演奏の中、次期家元は「平和への祈り」をテーマに銅製花器"結心"にイボタ、エゾマツ、白根葵、あやめなどで立て花を立てました。続いて、『ドナウ河のさざなみ』『スカボロフェア』『リベルタンゴ』などの音楽にのせて、色とりどりの小樽ガラスの花器にナナカマド、ピラカ、シャクヤクなどで、新緑が印象的な大作自由花をいけ、「いのちの輝き」を表現しました。
今回、花材のほとんどを北海道産のものを使用し、準備、アシスタントなどは池坊小樽支部の米山良子支部長はじめ支部員の方々が担当されました。いけられた作品はコンサートの後、2日間展示されました。