総合特別科

総合特別科について

  • 総合特別科
総合特別科は、各科で学んできた人たちが、より深く研究し、追求していく花形別の上級専門課程です。最高峰の技術と豊富な経験を持つ講師のもとで、全国から多くの人々が日々研究に取り組んでいます。内容もハイレベルなテーマで構成され、池坊いけばなを極めたい人の憧れとなっています。 こちらでは、研究室の担当講師と各研究内容を紹介いたします。

研究室

特別科を卒業された方が進学できるクラスです。月曜日から金曜日までの平日5日間を1年間で4回(合計20日間)通っていただく1年制コースのみ開講です。1つの花形に集中して1名の担当教授から学ぶスタイルで、各研究室には最長3年間在籍できます。1年目、2年目、3年目と年次によって異なるカリキュラムが設定されているので、2~3日かけて制作する大作や専門的ないけばな教養を段階的に習得できます。

特修クラス

特別科を卒業された方が進学できるクラスです。特修クラスは2年制で、平日コース・土日コースがあります。授業は、中央研修学院の特命教授・教授・准教授が担当します。下記に紹介している内容の他、講師の得意とする分野や季節、前回のカリキュラム等を考慮した上で、講師独自のカリキュラムを設定します。カリキュラムは授業予定日の約1ヶ月前に受講生に郵送します。特修クラスは複数名の講師が授業を担当しますので、色々な視点から学ぶことができるのが特徴です。
  • 自由花専攻
    自由花専攻
    ・植物素材の見方、主材の決め方 ・自由花における発想と表現 ・環境(TPO)への適応 (タペストリー、置き、掛け、釣り) ・自由花の花器と形との関連性 ・自由花の花器と色彩との関連性 など
  • 生花専攻
    生花専攻
    ・生花の本質 生花表現における不易と流行 ・生花正風体 (一種・二種・三種の表現) ・生花五ヶ条 草木出生の捉え方 ・変化形について(向掛・横掛) ・七種伝を学ぶ ・生花新風体 など
  • 古典立花専攻
    古典立花専攻
    ・古典を訪ねて ・幹作り立花の基本 ・専好の作風を学ぶ ・専養の作風を学ぶ ・砂物 など
    ※ 特修古典立花専攻の申込みは総合特別科(古典立花研究室・立花研究室・特修立花専攻)を一度でも修了された方に限ります。
  • 立花専攻
    立花専攻
    ・立花正風体と立花新風体 ・立花新風体への糸口 ・習物七ヶ条を学ぶ ・幹造り立花の基本 ・立花正風体(一色物) など