イベントレポート
2021.04.23

第77回 伊勢神宮献華祭が行われました

第77回伊勢神宮献華祭が4月4日、三重県伊勢市の伊勢神宮 内宮で執り行われました。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、宇治橋からの参進の儀、直会の儀、奉賛いけばな池坊展は中止とし、三重県下の支部長が参列しての開催となりました。

当日は小雨となり、桜の花が舞い散る中、参集殿の能舞台で西田永教授と土屋郁剛講師(共に池坊京都支部)が紅桃と白桃の生花を青竹の寸胴にいけ込みました。今年の献華奉仕者のお付きは、毎年献華祭のお手伝いをしている池坊伊勢支部から若手特別会員の河野通拓、上村圭祐両氏が務めました。

続いて神宮を訪れた多くの参拝者が見守る中、献華奉仕者の一行はいけた花を手に神楽殿まで参進し、いけばな奉納。その後御正殿御垣内での正式参拝を行いました。
参加者は「2年続けて縮小しての開催になるとは思ってもみなかったが、途切れることなく続けられてよかった。一日も早くコロナウイルスが収束してもらいたい」と話しました。

この記事のシェアをぜひお願いします。