イベントレポート
2022.09.21

いけばなの根源池坊展を松坂屋名古屋店で開催しました

華道家元池坊では9月14日から19日まで、松坂屋名古屋店でいけばなの根源池坊展(名古屋花展)を開催しました。本展では、2021年度旧七夕会池坊全国華道展からスタートした「聖徳太子千四百年大遠忌記念『和と美』」をテーマに、聖徳太子の逸話に基づくいけばななど約350作を展示しました。

会場には、松や黄金ひいらぎ、チョウジソウなどを使った池坊専永家元の立花新風体の大作や、アレカヤシ、ハイビスカス、オンシジウムなどが入った池坊専好次期家元の自由花の大作が展示されました。

また、聖徳太子コーナーには太子の逸話にまつわる松を用いた作品や、いけばな植物園コーナーでは、5つのテーマ(水辺の植物、バラ科、蘭、実物、観葉植物)ごとにそれぞれの植物の特性を生かした作品が展示されました。

初日の開会前には、愛知県、名古屋市、中日新聞の来賓の方々からご挨拶いただき、家元、次期家元とともにテープカットが行われ、その後、巡視が行われました。二次展には池坊美佳青年部代表、三次展には池坊雅史事務総長による巡視も行われました。また、期間中には、大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長にもご来場いただきました。

最終日の19日は台風14号の接近により、時間を早めて閉場させていただきました。ご来場の皆さまにはご不便とご迷惑をお掛けし、申し訳ございませんでした。また、ご参加の皆さまにはご協力とご理解をいただき、ありがとうございました。

ご来場いただき、誠にありがとうございました。

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