イベントレポート
2023.04.21

第61回 伏見稲荷大社献華式を執り行いました

京都市伏見区の伏見稲荷大社で4月1日(土)、第61回伏見稲荷大社献華式を執り行いました。同献華祭は、池坊京都支部が毎年執り行っている献華式で、今年で61回目を迎えました。
2020年からは新型コロナウイルス感染拡大のため、参進の儀を中止するなど規模を縮小して執り行ってきましたが、今年は4年振りに通常通りの開催となりました。

当日は11時から、池坊京都支部の城野眞理子支部長を先頭に、献華奉仕者、献華道具を運ぶ方、介添えの方々が御練りを行う「参進の儀」を行いました。続いて外拝殿で「献華の儀」が行われ、献華奉仕者の三浦大生講師と高林佑丞研究員が紅白の桃の生花をいけ、神前に奉納されました。

城野支部長は「コロナ禍でも途切れることなく献華を続けることができ、とてもありがたいです。穏やかな年になるよう願いを込めて献華を行いました。日本の伝統文化を見ていただける良い機会になりました」。また、献華奉仕を行った三浦講師は「お天気もよく、年度のスタートにふさわしい日でした。多くの方に見ていただき、自身の励みにもなりました」と話しました。

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